大学進学と寂しさ

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摂食障害と
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大学進学と寂しさ

家庭内暴力と過食を繰り返し、精神的に不安定な中、
その合間を縫うようにして勉強を続けた私は、
なんとか大学に合格することができました。

そして、家族が不安がる中、私は家をでて一人暮らしすることになりました。
環境が変わったら、過食もなくなるかもしれない!
生まれ変わったつもりでスタートしよう!
私は、やっと希望の道を見つけたように思っていました。

ですが、現実はそう甘くありませんでした。
初めのころこそ多少安定していたものの、
人付き合いが苦手になっていた私は、
新天地でなかなか友人を作ることができず、
家族とも離れてしまった寂しさから、余計過食をするようになりました。

その上、生活を監視する家族がいなくなったことで、
夜遊びを繰り返し、そこで寂しさを埋めるようになっていきました。

それまできちんと男性と付き合ったことのなかった私は、
ナンパされるがままに男性についていったり、
出会い系サイトで男の人を探したりするようにもなりました。

摂食障害の人の中には、アルコール依存症を併発したり、
男性や肉体関係に依存したりする人も多くいるといわれています。

幸い、私はアルコールにはあまり興味を示さずにすみましたが、
この時期は不特定多数の男の人で
寂しさを埋めるようなことをしてしまっていました。

多くの摂食障害の患者さんは、
心の中に寂しさを抱えていると言われています。

誰かに愛されたい…でもこの体では誰にも振り向いてもらえない…。
私もそうでした。何をしてもむなしく、何をしても不安でした。

「楽しい」「嬉しい」という当たり前のはずの感覚は、
もう長いこと感じることができていませんでした。

せっかく頑張って手に入れた大学生活のはずだったのに、
私はこの4年間を、ほとんど大学には行かず、
友達といえる存在も作れず、過食と体重、
自傷行為に支配された日々を過ごしていました。