|
過食症になり、体重が増えていくにつれて、
自分がどんどん醜くなっていく気がしました。
体重計に乗って、いつも絶叫して泣き崩れていました。
「気持ち悪い…。こんな自分は気持ち悪い…。
肉の塊だ!!」私は、人に会うのがどんどん怖くなりました。
学校で友達としゃべっていても
「私が太ったことを内心笑っているに違いない」と思うようになりました。
人の視線が異常に気になって、洋服を買いに行くのも怖くなりました。
試着したい洋服があっても、店員さんに
「あんたに入るわけないじゃん!」って思われるようで、言えませんでした。
今思うと、この頃の体重は全く太ったという域に入っていません。
むしろ、まだまだ痩せているほうでした。
なのに、その頃の私は、自分が世界で一番醜い存在で
あるかのように思い込み、自分を卑下してばかりでした。
だんだん学校へ行かなくなっていきました。
学校の坂の下までたどり着いても、
食欲に負けてコンビニに引き返したり、
この体で学校へ行くのが怖くて、無断欠席したりしました。
初めのころは心配していた友人や担任の先生も、
次第に何も言わなくなっていきました。
家族も、私がおかしいことは十分認識していたようで、
登校を無理強いされることはありませんでした。
それでも、学校へは行きたかった。
大好きな友達。大好きな学校。
行きたい気持ちがこんなにあるのに、行けない。
この醜い体のせいで、私は学校に行けない。
悔しくて、悔しくて、私は家の中にいても、
常に不安でした。気の休まる時間も場所もありませんでした。
|