拒食症

摂食障害体験記
拒食症
突然の食欲
不登校
高校中退と家庭内暴力
大学進学と寂しさ
精神科への入院
体重へのこだわりと
ダイエット
摂食障害の原因は?
摂食障害の原因を探る
復讐心と万引き
摂食障害と
万引きを終わらせるキッカケ
現在の私




拒食症

体重が減少してくると、学校の友人達が
うらやましがって寄ってくるようになりました。

「どうやって痩せたの?教えて〜!」私は、
そのたびに自分のダイエット論をひけらかしていました。

ですが、それもほんの一瞬のことでした。
みるみるうちに痩せこけていく私を、
だんだん友人達は心配するようになりました。

「ちょっと痩せすぎじゃない?」「なんかかわいそう」
そんな言葉を聞くようになりました。

もう誰もダイエットのことは聞いてきません。
それでも、私の「もっと痩せたい」という気持ちが
なくなることはありませんでした。

むしろ、「かわいそう」とまで言われる体を見せつけるかのように、
露出の多い服を着るようになりました。

それまで履かなかったショートパンツ、ミニスカート、
ノースリーブを着て、いろいろなところに遊びに行くようになりました。

思えば、このときの私は完全に拒食症の状態でした。
もう、生理も1年ほど止まっていたのです。

小食の生活で胃が小さくなった私は、
いつもより少しでも多く食べようものなら、
すぐにトイレに駆け込み嘔吐するようになりました。

体重が減りすぎて、いつも寒さを感じていました。
お尻の骨が当たってしまい、授業時間中に学校の
イスに座っているのが苦痛でしかたなくなりました。

学校までの坂や階段で、普通に歩いているつもりなのに、
つまずくことが多くなりました。

肌が乾燥し、唇はいつもひび割れていました。
そこにきて初めて、「あぁ。私、痩せたんだな」と、
ぼんやりと思うようになりました。