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大学を卒業し、フリーターになってしまった私は、
毎日過食と自傷行為、万引きに下剤の乱用と、
最悪な日々を送っていました。
そんな中、私はある人との出会いで大きく変わることになりました。
それは、新しく通いだした病院の先生でした。
その先生は、それまでの話を聞いてうなずいているだけ、
薬を出すだけの先生と違い、摂食障害を治すためには
どんな手段でもとっていこう、行動していこうとする先生でした。
私の私生活のあり方にも踏み込み、
様々なアプローチをして生活スタイルの改善や
母との関係改善に努めてくれました。
そして、私の中の母への怒りを理解し、
認め、それから解放してくれました。
その先生との出会いによって、私は少しずつですが、
自分がよくなっていくのを感じました。
今までに無いほど必死になって自分と向き合いました。
それまでの自分は、摂食障害を治したい、
万引きをやめたいと思っていても、
なかなか実際の行動には移していなかったのです。
なんとなく、病気に寄りかかってしまっていたようなところがありました。
それから抜け出すことは本当に辛いことの繰り返しでしたが、
先生に厚い信頼を寄せていた私は必死になって頑張ることができました。
先生との出会いから2年ほど経った頃、
私はやっと自分が「治ってきている」と実感する日がきました。
それは、母の前で笑えるようになったことでした。
その頃も、相変わらず過食は続いていたし、精神的な波はひどかったです。
しかし、万引きはきっぱりとやめ、
薬の乱用や自傷行為もやめていました。
母との対話を繰り返し、関係改善に努めていました。
そんな中、普通の会話の中で母と一緒に笑えるようになっていたのです。
私と母のコミュニケーションは、言葉の暴力の応酬でしかありませんでした。
二人の間に、他愛も無い会話や楽しい話なんて皆無でした。
そんな私達に笑顔が生まれたのです。
それによって、私は「自分は確実に良くなっていっているんだ」
という実感を得て、それが自分への自身にも繋がっていきました。
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